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2012年11月9日金曜日

昨年の出来事(4)


ベテランのエンジニアの目には、
とても正気の沙汰とは思えない計画がスタートした頃、
コウノ氏は再び私を驚かせます。

以前、私が提案したMA作業の予備的な施設を膨らませ、
第2MA室を作ると言うのです。

具体的な話を聞くと、
私が予備的な作業のためにリストアップした機材が、
そのまま新MA室のシステムになっています。

しかし、
これでは問題点があり過ぎます。

私は予備的な施設として提案しましたが、
これでは通常のMA作業が出来ません。
そのことを具体的に説明しても
技術的な知識に疎いため、埒が明きません。

私は最後まで抵抗しましたが、
制作放送技術部門のトップであるシンゴ部長にまで
まるで話が通じなかったことにショックを覚え、
茫然自失となり、
無理やりに承諾させられてしまいました。

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