ベテランのエンジニアの目には、
とても正気の沙汰とは思えない計画がスタートした頃、
コウノ氏は再び私を驚かせます。
以前、私が提案したMA作業の予備的な施設を膨らませ、
第2MA室を作ると言うのです。
具体的な話を聞くと、
私が予備的な作業のためにリストアップした機材が、
そのまま新MA室のシステムになっています。
しかし、
これでは問題点があり過ぎます。
私は予備的な施設として提案しましたが、
これでは通常のMA作業が出来ません。
そのことを具体的に説明しても
技術的な知識に疎いため、埒が明きません。
私は最後まで抵抗しましたが、
制作放送技術部門のトップであるシンゴ部長にまで
まるで話が通じなかったことにショックを覚え、
茫然自失となり、
無理やりに承諾させられてしまいました。
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